戦国を生きた男たち
《 武将編 ね: 禰寝重長〜禰寝重張

喰うか喰われるか。少しでも油断しようものならあっという間に攻めつぶされた時代を生きた男たちの中には、個性的な人間が多く存在しました。これは戦国期に活躍した個性派大名や武将たちを、作者の独断と偏見で紹介するページです。

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禰寝重長(ねじめ しげたけ)  1536〜1580

清年の子で大隅の国人禰寝(根占)領主禰寝氏第十六代当主。はじめ肝付氏の被官として島津義久と戦うが天正十年に義久と和議、その後は義久に属して旧主肝付氏らと交戦した。後に一時種子島氏と争うが、対明貿易や温州みかん・はぜなど各産業の開発振興に従事した。

禰寝重張(ねじめ しげひら)  1566〜1629

重長の子で大隅の国人禰寝(根占)領主禰寝氏第十七代当主。島津義久・義弘・家久三代の家臣。初名は重虎、安芸守を称す。朝鮮の役の際には自らは出陣せず家臣のみ送り、文禄年間の秀吉の検地ののち、同四年に薩摩吉利へ移された。



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