島井宗室の墓

☆関連人物☆

島井宗室(しまい そうしつ)   1539〜1615

博多の豪商で茶人としても高名。名は茂勝、号虚白軒。永寿丸という廻船を持ち、上方は元より中国・朝鮮との貿易で蓄財。宗・松浦・大友氏をはじめ織田信長・豊臣秀吉ともパイプを持った。堺の茶人とも交流があり、名物・楢柴の茶入れを所有。本能寺の変の際には信長に招かれ同寺に滞在していたが無事に難を逃れたという。朝鮮役の際には小西行長に代わり宗氏とともに折衝役を務めるなど政治面でも活躍した。
写真は福岡市博多区の崇福寺にある宗室の墓で、法名は「瑞翁宗室居士」。

BACK  TOP