合戦時の陣形について

戦国時代の合戦においては、戦場の地形や敵の兵数などに適した「陣形」なるものが存在しました。ここでは、その代表的な陣形8種を紹介します。


 これは「武田家八陣」と言われるもので、武田信玄が三国時代の中国・蜀の名軍師であった諸葛亮孔明の考案した「八陣の法」を参考に定めたものと伝えられている。
 実践例としては、信玄最後の戦いとなった、上洛途中における遠江三方ヶ原の合戦において、鶴翼の布陣を敷いた徳川家康軍に魚鱗の陣形で対陣した武田軍が、これをさんざんにうち破っている。