有力戦国大名分布図

戦国時代にはどこにどのような大名がいたのでしょうか。ここでは、1560年頃の代表的な有力戦国大名たちの勢力分布図を紹介します。



 これは1560(永禄三)年、織田信長が桶狭間に今川義元を破る直前の戦国大名勢力分布図である。当時はまさに「群雄割拠」の時代で、日本中に戦乱が起こっていたと言っても過言でない時代であった。この桶狭間の合戦の翌年には、上杉謙信 vs 武田信玄の一大決戦として名高い第四回川中島の合戦が起こっている。
 この後、桶狭間にて今川義元を討ち取った織田信長は、近隣諸国や本願寺宗徒の抵抗に苦戦しながらも飛躍的に領土を拡大し、ほぼ天下を手中にするまでにその勢力を強めるが、1582(天正十)年、ほんの一瞬の油断を明智光秀につかれて京都本能寺の露と消えた